2006年04月01日

ちょっといい話

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「留守番」という言葉を知っている水季は、「留守番お願いね」と言うと写真の様に不安な表情をします。
後ろ髪ひかれる・・・
今日は、土が無くなりそうだったので信楽まで土を買いに行きました。
忙しいので、寄り道をせずに帰ってきました。(模型屋さんでプラモを買いましたが・・)
所々桜が咲いていて、和みました。
以外に車内のBGMにしていた永ちゃんがしっくりときていました。
最近、ラジオで嫌になるくらいに愛の感じられない歌が多くてうんざりしています。
とにかく歌詞で桜と言っておけばいいかっみたいな曲が多いです。
変化球で「春」を感じさせてほしいものです。

さて、素敵なメールの話。
こないだのアートフリマで、上品な女性が僕の器をジーっと御覧になっていて、確かめる様に優しく手に取ってくださって(この動作で器に対するその人の想いがだいたいわかっちゃうんです。)素敵ね~ 一通り見てきたけれど、貴男のが一番いいわ と言ってくださいました。 少し話を聞いていると、絵画をされていたそうで、なるほどじっくりと見てくださっているのがわかりました。 悩んだ末に数点お買い上げくださいました。
器がお好きだと仰っていたので、又どこかでお会いできれば・・と思い名刺をお渡ししました。 すると、「あら冨金原さんというお名前の方を知っています」とのこと。
父ではなかったので、その時には繋がりませんでしたが日吉(今の銅駝美術高校)の卒業生だと仰いました。

そして、一通のメールをいただきました。
あの後気になって、調べてくださったらしく僕の父は2年後輩で同じ時代に学校へ通っていたそうです。
更に、父の姉(僕の伯母ですね)と同級生だったとのこと!
残念ながら、伯母は癌で他界しているのですが亡くなった時に幼かった僕の記憶では、闘病をしている伯母さんの姿とガンダムの本を買ってくれた(ボロボロですが、今も大切に持っています。)思い出しか残っていませんでした。

貴男の暖かい器を通して、こんな繋がり方をするなんて不思議です。
亡くなってしまって残念ですが、チャーミングで美しい人でした、とメールに書かれていました。

器を通して、たくさんの素敵な出会いを経験していますが、時間を越えたのは初めてです。
モノクロだった闘病中の伯母さんの記憶に色がついたのです。
美術高校に通うチャーミングだった今の僕よりも若い伯母さんの姿を想像してみる事ができました。
僕の器を買ってくださった方と、この時期に加茂川に咲く桜を見ながら新しい高校生活に胸躍らされていたのですね。
小説を読んでいるようでした。

ちなみに今も銅駝に通う友達がいます。
再年少の友達です。 この話を今度しようと思います。

あぁ長くなってしまった。反省
人のブログを見ていて、あまり長い文のには少し疲れるなぁと思っているので、僕はできるだけ簡潔に日常を伝えたいと思っています。
気持ちを全部伝える必要はないと思っているので。
器で表現していけばいいと思っています。
こういうちょっと良い話には付き合ってくださると、うれしいです。
たまぁにね・・

at 18:44│
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