2007年05月28日

違うなぁ、それ。

今朝トーストを食べながら見ていたテレビで、気分の悪い内容がありました。
毎日といえば毎日ですけどね・・

マチャミが2歳サバをよんでた!
46歳じゃなくて、48歳だった!!

・・平和だ。
正直、どうでもいいっス。


いやね、中国の動物園で残虐なアトラクションがあって、
それがトラの群がる柵の中に生きたままの牛を入れて、襲い食べる様をバスの中から間近で見るというもの。

小さな子供を連れた家族連れも多いわけですよ。
教育的にどうかなって話です。

いつもながらに、中国はこんな奴らばっかだぞ的な演出にもひきましたが、実際映像にもひきました。

野生の王国や岩合さんの写真集で見る時には感じない違和感。

鳩だったら、何円。
鼠だったら何円。
牛なら、幾ら(確か4万ちょっとって言ってたな)
っていうお金を払って、小動物ならバスの中からその人が投げ入れるんですよ。

牛はトラックから落とされて、一気にトラの餌食になってました。

う~む、、何か違うね。
色々考えても、やっぱ違うね。

まぁ、究極を言えばテレビだしホントかどうかはわからない。

ですが、コメンテーターやインタビューを受けた人が言ってた事には、
リアルに反発できます。

「いやぁ~世の中、弱肉強食なワケですよ。 子供のウチから現実を見せるっていうのも大事なんじゃないですかね~」
「人間なんて、ある意味もっと厳しい弱肉強食の世界にいるワケですから・・」

こいつらアホか!?
思いましたね。

まず、あれは現実なんかじゃないです。人間が作り上げたフェイクの世界です。
本当に子供に現実を見せたかったら、ジープに乗ってサバンナに行ってきなさいよ。

牛じゃなくて、自分達が食べられるかもしれない恐怖。
場合によっては牛がライオンに勝つところ。
それが現実です。

スタジオやバスの中から現実を語ってんじゃないよ。。

人間界はもっと厳しい?
んなアホな・・

ぬるいぬるい。

野生に生きる動物より厳しいなんて感じた事ないなぁ。

あと、僕の価値観から大きく外れてる事は弱肉強食なんていうけど、弱いもの潰して生きるのがベーシックだなんてカッコ悪ぃ~なって思うわけです。

まさにあの映像や番組が人間社会なのかもしれないですね。
お腹を空かしてるのか空かしてないのかわからないトラの群に、弱い牛を1頭放りこんで傍観者は興味を持っておもしろがってる・・

なれなくてもいいから、強いものに立ち向かう人を目指しましょうよ。
自分よりも格下の相手とばっかり試合してKOしまくってるボクシングを見ますか?

チャンピオンに登りつめる姿に心を打たれるのは、自分よりも強い相手と闘っていくからですよ。
同じ「非日常的」な事から何かを得ようとするなら、強肉弱食の方がいいですよ。

僕はそんなに強くないですが、自分よりも弱い者を相手に自分の存在意識を高めたいなんて思わないなぁ。
自分よりも輝いて見える人、強いなって思う人、優しいなって思う人、才能がある人・・
そんな人に努力で近づきたいと思うわけです。

バカコメンテーターとは頭の中身が根本的に違いますね。

何もかもがフェイクだと思いましたね。

あれをリアルに放送したら、こうなりそうじゃないですか?

「いやぁ~トラがよってたかって生きた牛を襲うのって、見てるとストレス解消になりますよね~」
「僕なんて、あの息絶えていく様に興奮するなぁ~」
「そうなの?狂ってるね~」
「あぁ、僕もこの手で投げ入れたいなぁ!」

こんな会話を放送して、その発言についての討論番組でも作って家族で話し合ってもらったら、何か見えてくるかもしれませんね。

朝からとても気分が悪くなったのでした。

at 19:52│
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