2008年02月28日
水彩画
よって、毎日釉薬かけ。
忙しいと蔑ろになってしまう試作ですが、今回は頑張ってます!
まず、粉引きの釉薬を新しくする為に灰釉のテスト。
そして、美容院 Mimpiさんの記念品500個にかける新しい釉のテスト。
ほんで、彩色シリーズに新しい色を追加しようと、黄色の釉のテスト。
まぁまぁ順調です。
商品にするにはクリアしなければいけない事が色々とあるので、パッとは出来ないものです。
さて、今も窯焚き中なので少しパソコンに向かってるわけですが、
彩色の作業をチラリとお見せします。
一番上の写真、市松柄のそばちょこです。
これは桃色が入ってないので、青(3色)と緑の4色構成。
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一色ずつアドリブでのせていきます。
濃さや間隔のあけ方など、何千何万と作ってきてやっと身に付きました。
(自己満足ですが)
上にかける釉薬と、この絵の具は同じ釉性状です。
ここが淡くなじむポイントなんですね~
2色目、3色目と重ねていきますが、わざと重ねの部分を作って色を混ぜるのもテクニックです。
こうして出来た色は、何とも表現しにくい色になって好きなところです。
色で全部のマスを埋めてしまうと印象がしんどくなるので、色をのせない空白部分も必ず作っています。
水彩画を描く感覚で作業してます。
彩色の器作りでは、一番神経を使ってるかも。。
ここで大切なのが「リズム」です。
考えたり迷ったりすると、不思議とモッサくなるんですよ。
kai
at 02:04│