2008年07月23日
黒マット
「モノにする」
難しい事です。
時間と研究が必要です。
最近になって、ようやく冷却還元焼成による黒マット釉がわかってきました。
一番難しかった焚き方。
どういうガスの入れ方をすればカッコ良くなるのか・・
粉引き、彩色、黒マット、灰釉 は僕の柱になっている釉薬です。
先日、東寺でもアマチュアの方の質問攻めにあいました。
(最近多いんですよ、買う気は無くて会話の入口から質問の方・・)
僕、聞き方が気に入らなければ「早よ、どっか行って」オーラ出しますが、
そうでなければ丁寧にお答えさせていただいてます。
昨日なんて、専門外の乳濁釉の話でしたけど。。
これねぇ、プロは聞きませんよね。
プライドっていうのもあるでしょうが、調合を聞いたところで同じ雰囲気のモノが焼けないって知ってるからです。
4年追いかけて、モノになりかけてる黒マット釉。
これは曲者だっただけに、わかりかけてるのが楽しいです。
今回、テストもかねて焼いたそばちょこと楕円皿。
えぇ感じです。
kai
at 02:24│