2009年08月28日

釉薬、買ってみました。

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写真は、夏に道路(車道)でモゾモゾしてた青虫を助けて、塀にうつした時のものです。

アゲハチョウになるのかな?
とっても美しい緑だったので、しばらく見ていたら、学校の先生が怪しんでました。。
(向いの小学校の塀だった為)

誰が不審者やねんっ。



今日は信楽まで土と材料の買い出しに行ってきました。
秋までの仕事分を買ったつもりですが、どうでしょう・・

久しぶりに材料屋の精土さんで 勉強させてもらってきました。
ここの社長さんに聞けば、たいがいの事は解決します。

僕の経験上、京都のお店や窯業試験場よりもずっと現場主義で、わかりやすい。
今まで何度もヒントや解決策をもらいました。

今日も色んな話を聞き、疑問をぶつけ、充実した勉強会となりました。


社長「話してたらわかる。自分で釉薬作ってる人やろ」


そう、僕は釉薬も出来るだけ自分で調合する様にしています。
焼き上がるまでのロマンを語る気はさらさら無いのですが、単に過程を楽しんでるだけです。

買った釉を使えば、時間も短縮できるし、楽チンだけど、
釉についての知識が無いと、困った時に自分で対応出来ないんです。

ちょっとでも知ってるだけで、結構カバー出来たりします。

知識のある人に聞くにも、作れない(作ってない)人には、何を聞くかもわからないし、答えてもらっても、用語や分量についても意味不明でしょう。

僕は、悩んだり試行錯誤しながら良い色が出来た時の喜びを知ってるので、楽しいんです。

前にも書きましたが、自作の釉薬を使ってるのが良いとか悪いとかという問題ではありません。

作ると、材料費は1/3ぐらいに押さえられますけどね。


今日の様な、なるほど話に手を叩きたくなるぐらい嬉しかったのは、過程を楽しんでるからではないでしょうか?


そう、今日という一日も過程なんです。


これも良い、悪いの話ではありませんが、土がどういう過程で粘土として売られてるのか、
(せめて)基礎釉の成分がどうなってるのか、、など、ほとんど理解してない人もいはります。
ちょっと話せばわかりますからね~


僕は残念というか、ちょっと淋しいんですよね。



という話をしておきながら、今日は出来合いの釉を初めて買ってみました。
フフフ。

もちろん、添加剤でオリジナル化しますが。。


だいたいの釉の雰囲気、成分を読んでから、
「添加剤を黄土にして、3%ぐらい混ぜてみようかな~と思ってるんですけど」
と言ったところ、

社長「正解やな。それはキレイなのが期待できるな」


それ、ビンゴ。
おもしろい。

















引き出物 京都
工房えんじゅ

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