2006年11月
2006年11月29日
たこ焼き
京都にも美味しいたこ焼き屋さんがたくさんありますが、僕のお気に入りは北大路堀川の「鈴屋」さんです。
8個400円と、平均的な値段ですがタコが大きくて美味しいんです。
他にしぐれ焼きといって、豚肉のミニお好み焼きみたいなのもあります。
これも、美味しいです。
ポイントは,キャベツかなぁと思ってます。
たこ焼きって、美味しくないのは全部食べるのがしんどいですよね。
ただのジャンク・フードになってしまいます。
昔、伊勢神宮の屋台で買ったのには驚きました。
タコが入っていませんでしたから。
ただの粉ボールやんっ!
悲しかったです。 あれ以来、縁日でたこ焼きは買っていません。。
話は戻って、鈴屋さんですが祖父母の家が近いので昔からよく買って食べてたんですね。
それが、僕も弟も祖父が苦手だったので(もう他界してます)正月なんかで行かなければいけない時に、少しでも時間を稼ごうと鈴屋でたこ焼きを買って陸橋の階段に座って食べていました。
どれだけ嫌やってん・・と思いますよね。
鈴屋さんもその陸橋も今でもあるので、たまに弟と座ってたこ焼きを食べてたなぁ~なんて思い出したりします。
この近所には、ソースを製造している工場があるので地域的にソースの匂いがするんです。
相乗効果なのか、ついつい鈴屋さんに吸引されるんですよね。
これも狙いで、あそこで店を始めてたらすごいなぁ。 どうだろ?
よく大阪と言えば、たこ焼きなんて聞きますが美味しいとこって何所なんだろう?
大阪でたこ焼きが美味しいと感じた事が無いんです。
有名店には何軒か行きましたけど、鈴屋の圧勝でした。
ミナミで、美味しいやん!と思ったら、築地の銀だこでしたからね。
観光地のお土産屋さんによく見られる傾向ですが、ネームバリューや地域に甘えて工夫が足りないのでは?
と、偉そうですが感じてしまいますね。
ひとつ思うのは、大阪の人は味に地元票を入れるのですが、京都の人は味に対しては厳しいです。 地元票なんて、1票も入りません。
味は味、なんですね。
全部だとは言いませんが、たこ焼きも大阪よりも京都です、絶対。
今日の一曲
♪APOLLO FOUR FORTY
「COLD ROCK THE MIC」
1990年結成のバンド
めちゃめちゃカッコイイ、ダンス&ロック音楽です。
サントラなんかでも大活躍してますねー
この曲はツェッペリンばりのギターリフがかなりクールです。
他にも好きな曲だらけですが、「STOP THE ROCK」という
♪止めろ止めろ止めろ・・
ロックを止めろロックを止めろロックを止めろ
あんたには止められない
というフレーズを繰り返す曲があるのですが、かなりクール!
身体が動き出す音楽です。
at 17:04|Permalink│
久しぶりに植木鉢
これも立派な仕事ですが、
制作してないと「大丈夫かなぁ~」と心配になったり・・
午後、うわのそらさんが個展で残った品物を持って来てくださりました。
小さなスペースだったのに、
たくさん売ってくださってありがとうございます。
買ってくださった方、見てくださった方、
ありがとうございました。
ギャラリーさんにお任せしていると、お客さんの顔が見えてこないのが淋しいですが、
又どこかでお会い出来ればなと思います。
素敵なお店を運営してらっしゃるマスターが恐縮にもウチの工房を褒めてくださるんです。
正直、ここをもっとこうしたいとか、
ここに不満があって本当はアレを使いたいとかいっぱいあるので、
満足度はそう高くないのですが、
今の自分に出来る事はやっているので、有難い評価だと思っています。
やっぱり、
良くするには、時間とお金が要りますよね~
僕が訓練校に通っていた頃、
窯業地に行って工房見学なんていう機会も多かったのですが、
どこも暗かったんです。
なぜか、狭くて天井も低くて裸電球ぶら下げて・・って感じで。
印象が「暗い」でした。
僕はあの頃から、明るい工房にしたいなぁとぼんやり考えてました。
僕の工房は独りにしては、電気も多いし天井も高いし広い方だと思います。
効率は悪いのですが、伸び伸びと作陶できます。
これから陶芸家になりたいという人に、
少しでも「明るいイメージ」を与える事が出来ればなぁと思います。
内情は火の車で必死ですが、それはまぁどこも同じと考えて、
こういう環境もアリだなぁ〜と思ってもらえれば嬉しいですね。
夕方、木のおもちゃのお店「お木楽堂」さんへ植木鉢の納品へ行ってきました。
久しぶりに、植木鉢。。
お木楽堂さんは新風館のワゴンショップでお隣さんとしてお世話になっていたんです。
北大路堀川(割と近所)にお店を開かれました。
所狭しと、木の小物が展示販売されていますが、
そのアクセントとして?植木鉢を注文してくださっていたんです。
お話を聞いていると、やはり家賃を払ってお店を運営するのって大変だなぁと感じました。
僕も同じです。
空気吸ってるだけでも、毎月出ていくお金は決まっていますから。
お店となると、仕入れ値が絡んでくるのでもっと大変だろうなぁと思います。
皆で協力出来るところは協力して、がんばりましょう!
今日の一曲
♪The Cardigans
「Lovefool」
カーディガンズで、プロデューサーのトーレ・ヨハンソンの存在を知った方も多いのでは?
このバンドは、古い機材を使って独自のサウンドを作り出したりしていました。
ボーカルのニーナはソロ名義でも活動しています。
この曲は誰でも聴いた事があると思います。
そして、この曲の雰囲気をどこかで感じたら、それは多分トーレ・ヨハンソンプロデュースだと思いますよ。
at 00:54|Permalink│
2006年11月28日
セミナー
新風館もすっかりクリスマス模様でした。
去年とは又違った演出をしていました。
写真にも写っていますが、ワゴンショップが何軒も閉まっていましたね~
こういうの、全体の雰囲気を悪くしちゃうんですよね。。
皆さん、出すからには頑張って店開けましょう!商売、商売。
ねっ、ギフトシーズンなんだから・・
失礼しました。
さて、セミナーの内容ですが「セールスプロモーションと集客方法」と「顧客獲得のための商品構成と接客術」でした。
みっちり3時間ありましたが、割と楽しめました。
顧客心理と接客販売術の話は特におもしろかったなぁ。
物品販売と飲食・サービスの「いらっしゃいませ」の相違について話されていたのですが、
なるほどなぁと。
服を見に行って、声をかけられるタイミングによって店から出ちゃったり、ついつい店員さんのお薦めのモノを見てしまったりしますが、自分の心理の中にこういう意識が働いているんだなと改めて実感しました。
表にすれば、すごくわかりやすいのですが、さすがに面倒臭いので省略させていただきます。
「入れ替わっていく小規模店の担い手」
については、文章でもわかりやすいので少し紹介します。
商業統計調査によると、2002年の全小売商店数(店舗数)は130万店で、1982年の172万店をピークに一貫して減少しています。
ピーク時から20年間で42万店も減り、4分の1の小売業が消えた。
従業者規模でみると、4人以下の零細小売店で商店数が大幅に減っている。
20年間で56万店も減少し、零細小売店の40%が消えた。
5人以上の小売店では差し引き14万店増加したことになります。
この話の中で、触れられている4人以下の零細小売店が様変わりしてきているという話でした。
大量生産・大量販売を促進して効率を追っていく大企業型の体制ではなくて、「創造店」としてこだわりを持った個性ある店が増加していると。
昔はあった、セトモノ屋さんや果物屋さんを見かけなくなってきましたが、個人経営のカフェや雑貨店は新しい店をよく見かけますよね。
お店側の感覚が新しいモノに替わってきているのは、ハッキリわかります。
でも、これってお店を運営するのにあらゆるセンスが要されるってことですよね。
他と同じ事しても、他店との差がつけられないしお客さんに飽きられてしまいます。
特に物販はモノが増えた分、継続するのは簡単な事ではありません。。
僕は、最も減少している零細店でもありますが、お話の中では3~4人の従業員を抱えるお店よりは自分のペースで歩めそうです。
この層のお店は、拡大していかないと倒れるケースが多いので大変そう・・
「拡大」にも店舗の面積もあれば、集客率、支店、スタッフ、etc・・
色々ありますよね。
食料品を売っているスーパーを例に、おもしろい話が聞けましたがキリが無いので、この辺で。
大人になると、自分から積極的に勉強しないと何も入ってこないですよね。
僕は作り手ですが作るところから、売れて使われるところまで勉強する必要があると思ってます。
作家は、ただ良いモノを作ればいいんだよ という声も聞こえてきそうですが、
工房を運営するのには、ひとつの能力だけでやっていけない時代だと思っています。
今日の一曲
♪Rob Zombie
「Scum Of The Earth」
ロブ・ゾンビってねぇ・・
ソロ名義で,以前はホワイト・ゾンビというバンドに在籍していました。
僕,誰かに薦められて聴きだしたんだけど、誰だったかなぁ?
思い出せません・・
この曲、カッコイイですよ。
よく言うゴリゴリサウンドです。
ヘウ゛ィな音が聴きたい方はぜひ。
at 12:48|Permalink│
2006年11月27日
雨でも渋滞・・
わざわざ、福岡から来ていただいて恐縮です。
”品物だけのやりとりでは淋しいものがあって、やはり作り手さんと会って話がしたい”との事でした。
この一言だけで、嬉しいです。
僕も同じ想いですので。
やっぱり品物を置いてくださるお店がどんな所で、どんな方が運営されてるのか知っておきたいですからね。
福岡は、昨年マリンメッセであった西日本陶磁器フェスタに出店した時に、
震度5弱の大地震がきてフェアは中止になるし、帰れないし、大赤字だしで良い思い出が残っていなかったのですが、又行きたくなってきました。
ラーメンも美味しいし・・
僕も知りたがりなので、又ついつい長話になってしまいましたが、
楽しかったです。
たくさん注文してくださったので、頑張ってつくらねば。
雨が降ってきたので気の毒に思い、車で京都駅までお送りさせてもらったのですが、
なんと車の多い事!
バスとタクシーの量がハンパじゃなかったですね。
今日も家から京都駅まで1時間程かかってしまいました。
地元車優先車線が欲しいぐらいです、ホント。
今日は久しぶりに近所のギャラリー「風土」さんに行きました。
ここは、お店の造りもディスプレイもセンスがあって勉強になるので、たまにのぞきます。
素敵な器もあります。
今回は、とてもかわいいフェルトのオブジェに目がとまりました。
窓際、机の上、仕事場・・どこに置いても「ホッ」とした空気にしてくれそうなので、迷わず購入してきました。
最近、こういう用途の無いモノでも人を幸せにするよなぁ~って思います。
必ずしも身に付けたり使ったりしなくても、ただそこに在るだけで気持ちが和むモノ。
理解に苦しむオブジェも多々ありますが、オーガニックな雰囲気のオブジェ好きです。
そういうオブジェも作れる様になりたいなと思います。
「遊び心」と「柔軟さ」が必要になってきますね。
やっぱり、モノを楽しんで見る事が訓練になるのだと感じました。
今日の一曲
♪Fiona Apple
「Criminal」
'97のスマッシュ・ヒット曲。
17歳までに自分で作りためた曲で18歳デビュー
アメリカの多くのレーベルが量産体制である中、彼女の所属しているレーベル「WORK」はじっくりとアーティストを育てる事で有名なので、向いていると思います。
枠に捕われないロックな人だと思うので。
かわいい名前ですが、芯のある女性で強烈な言葉を公の場で発しています。
「このひどい世界。人々は他の真似ばかりしてないで自分自身であれ」
よほどの自信と覚悟が無ければ、なかなか言えないですよね。
at 00:05|Permalink│
2006年11月25日
お取り寄せT-シャツ
好きなミュージシャンのブランドものです。
シーズンオフなので、半袖が安くなっていたんです。
いまだに、インターネットでの買い物って実感もないし不安なのですが、
しっかりしたメールでのやりとりをして、商品が届いた時は嬉しいものですね。
僕の器をインターネットで販売する時も来るかもしれないので、買い手として色々勉強しておこうと思います。
今日は、嵐山まで納品に行ってきました。
明日から始まる咲楽さんでのグループ展用の品物を持って。
この時期の嵐山ですからねぇ、込み具合もハンパじゃないだろうなと時間を少し遅らせて出発したのですが、1時間強かかってしまいました。
メイン通りの人の多さには笑ってしまいますよ。。
ここまでして、ココに来たいのか!?って思ってしまいます。
嵐山に行くまでの道で、広沢の池(ご存じですか?)があるのですが、ここが素敵で紅葉もきれいなんです。
人も以外に少ないんですよ。
電線も一切無いので、山々と池を眺めてるとタイムスリップしたかの錯覚をしてしまうぐらい。(実際、時代劇の撮影などでも使われています)
広沢の池にバイクや自転車を停めて、座ってお弁当を食べてる人を見ましたが、
あれが一番ですよ、ほんと。
しみじみと色づいた時間を過ごせると思います。
おっと、こんな事言ってしまうと観光客でごった返すのかな?ヤバイヤバイ。
咲楽さんは、まだ準備をなさっていてお邪魔だったとは思いますが、何やかんやと話まくってしまいました。
普段、品物でお付き合いしていただいていても、なかなかゆっくり話せませんからね。
今月は、「人と話す月間」です。
お店と作り手の苦労って、似ている部分もあるので理解出来る事が多いんです。
結局3時間もお邪魔して、手伝いをするわけでもなくお茶にお菓子にうどんまでご馳走になって、手土産までいただいてしまいました。
なんて、好待遇・・
今日も話していたのですが、お店ともお客さんともやっぱり最後は「人付き合い」になってくるなぁと思います。
今年で開店8周年をお迎えになるらしいのですが、早いものだなぁと。。
まだ僕が勤めていた頃に、仕事の後ちょろちょろ作っていたモノを店に置いてくださったんです。 今思えば、恥ずかしいクオリティーのものだったですねー
この8年で、僕も少しはマシなモノを作れる様になったと思います。
今回も定番の器ですが、又新しい人にも見ていただけると嬉しいです。
明日も人多いだろうなぁ、嵐山は・・
今日の一曲
♪No Doubt
「Don't Speak」
紅一点グウェイン・ステファニーがセカンド・ソロアルバムの話題もあって
注目されています。
グウェインは服のブランド「LA.MB.」を立ち上げたり、ファッション誌のベスト・ドレッサー賞をとったりと活躍の場を音楽界だけにとどめていません。
母親でもありますしね。。
この曲は、ベースのトニーとの7年の交際が破局した時に辛い別れを歌った曲で、大ヒットしました。
この曲を収録したアルバムは、世界で1600万枚売ったそうです。
リアルな詞が心に響いたのでしょうか?
at 20:25|Permalink│
紅葉
今日も,車の窓を開けて鴨川沿いを走ったのですが、すごく気持ち良かったです。
永観堂や金閣寺の紅葉は特に好きなので、行きたいんだけどなぁ
人の多さにひるんでしまいます。
今月は仕事が落ち着いたのもあって、人と会う時間を作っては会話を楽しんでいます。
お金もかかりませんからね。
観光シーズンともあって、他府県からのお客さんが工房を訪ねてくださったりもして、
ありがたい毎日です。
ほとんどが、どこかのイベントで知り合った方で工房で再会できるというのは良いものだと思います。
展示室を作っておいて良かったなぁ~
昨日は、大阪から友達が遊びに来てくれました。
「風花」の時に商品を預からせてもらってた、木工家の悦ちゃんです。
彼女は、この夏長く勤めた会社を辞めて今仕事場を作る計画や次にしたい事を模索しているところなので、聞いていて僕までワクワクしてしまいます。
自分の足で立って、何かを始めようとしている人、がんばっている人、大好きですね。
強い弱い関係なく、そこには人を引っ張るパワーがありますから。
僕も、色々と気づかされてしまいました。
3年と3ヶ月前にワクワクして毎日楽しんで工房作りをして、自分なりに営業をしていた頃・・
振り返るには、あまりに未熟ですが振り返るのもいいものです。
今の悩みが贅沢になっていたりすると、ダメダメって思います。
悦ちゃんとは久しぶりだったので、5時間ぐらい食事やお茶を楽しみながら話しました。
もともと、9年ほど前に僕の器を買ってくれたところから仲良くなった友達です。
知りあいは、雪だるま式に増えていくのですが、友達となると少ないものです。
自分の作ったモノを通じて、友達ができるなんて訓練校に通っていた頃は思ってもいませんでした。
素晴らしい。
僕が思うに
友達とは、仲良し倶楽部とは違います。
男性でも女性でも、そこにライバル心が必要なんです。
アイツ頑張ってるなぁ、と悔しくさせてくれる様な人は魅力的です。
ですので、僕にとって友とは遠く離れていようが、何年会ってなかろうが、
がんばってんだろうなぁ~と、たまに想える人で信頼できる人です。
上辺だけの仲良し倶楽部は、まっぴらゴメンなんです。
僕の事を知ってる人は、知ってますよね。。
今日の一曲
♪JAMIRO QUAI
「Virtual Insanity」
jay kayのバッファロー帽姿がかなり印象的なので、皆さんもビジュアルでは見た事があるでしょう。
初のシングル曲だったので、PVも力作でMTVのビデオ・ミュージックで最優秀賞獲ってましたよね。
おもしろい映像でした。
ちなみに、音楽性としては全然好みではありません。。笑
at 00:28|Permalink│