2010年11月
2010年11月24日
棚組み
今月納期の品も無事に全部焼き終えて、発送作業中です。
次は、来月10日納期の仕事と干支作りです。
ここ数ヶ月調子良いから、終い弘法に向けても作ろうーっと。
今、大きな皿を多数作っているのですが、乾燥棚の場所がすぐに埋まってしまいます。

しかも、ゆっくりと乾かしていかないといけないモノばかり。
ロクロ場も皿が占領してます。

こういう時は、
窯つめの時と同じ様に、柱を使って板を組んでいくと、スペース少なく管理が出来ます。

こんな感じ。
これをスッポリとナイロンで囲ってしまえば、急乾燥も防げます。
今回はフラットな皿なので、途中に何度も引っくり返しながらゆっくりと乾燥させていきます。
こうして棚状に組むと、必ず下よりも上の方が乾くので、
隣のスペースを利用して、一番上だった板を一番下に・・といった感じです。
今日は土揉みを何度も何度もしたので、筋トレしたみたいな疲労感・・
陶芸っていうか、
引っ越し屋さんで働いた感じです。笑
引き出物 京都
工房えんじゅ
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工房見学
先日、母の学生時代からの友人が工房へ来てくれました。
なんと、同業者。
僕が小学生の頃には、既に絵付け師として働いてらっしゃいました。
ちょこっとウチの窯で焼いて欲しいモノがあるとの事で、
素地を持ってこられました。
なんか不思議ですね〜
キャリアからしても、僕以上に色んな現場を見てこられてると思うのですが、とてもウチの工房をほめてくださって。
素直に嬉しかったです。
やはり、コツコツと自分で作ったというところを評価していただいたと思います。
「京都にいるとね、町家を改装して・・なんてカフェだとか居酒屋だとかって、何だかそれだけで疲れちゃうじゃない?」
わかるぅ〜!
「カイちゃんの工房は、ちょっと違うよね」
わかってくれてる〜!
家に戻られてから、母に電話してくれたそうです。
「想像以上に素敵な工房だった、何だかカフェでホッとしてきたみたいだったわよ」と。。
先日の弘法市でも、何人かのお客様が改装後のブログを見て行きたいと言ってくださりました。
今月は、あと2組様の来客予定が入っています。

どうぞ、お気軽にお越しくださいませ。
<要予約>
引き出物 京都
工房えんじゅ
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窯場の屋根
ウチの窯場は京町家の坪庭を更地にして作りました。
ゴロ石や玉砂利、土や飛び石を撤去して、
メッシュを入れた上にコンクリートを流して作りました。
屋根も自作です。
その自作の屋根が7年半の経年劣化により、ついに改修する事となりました。

昼間は電気を使わなくていい様に、屋根に使う波板は透明のものにしました。
その透明の板も、劣化と窯の余熱による硬化により黒ずんでしまってました。
空が見えない・・
延ばし延ばしになっていた改修をする切っ掛けになったのは、
ある日、ドスンっ! という音がしたので、見に行くと大きな穴が・・

野良ネコサイズの穴・・
きっと落ちたのでしょうね。笑
月曜日は雨だと知り、弘法市の前日にもかかわらず材料の買い出しに出かけ、屋根を張り替える事にしました。
大きな穴は、テープなんかではしのげませんしね。

今回も透明の波板。(結構、高いです)

ついでに、骨組みも補強する事に。

さぁ、屋根を取っ払ってしまうと後には戻れません。
下には電気窯がありますからね。
劣化した波板はバリバリと割りながら取る事ができましたが、
骨の補強と新しい波板を貼るのに時間がかかりました。
なんとか夕方までに終わって、ホッ。
こうなると、月曜日の雨が楽しみになって・・
月曜日・・
予報通り、降ってくれました!

バッチシ!
雨漏り無し。
視界良好。
スッキリ。
工務店に頼めば、もっと上手にやってくれますが、
自作は安くあがって、達成感アリ。
そして、学ぶ事が多いです。
自作の屋根が7年半経っても使えてるって、上出来でしょう。。

しばらく屋根の雨を眺めてました。
引き出物 京都
工房えんじゅ
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2010年11月23日
最良の弘法市
先日の弘法市は、行楽シーズンの日曜とあって大賑わいでした。

天気も良くて暖かかったし、目の前のイチョウも素晴らしかったです。
お蔭様で色んなお客様とお話させていただきました。
個人的にお会いしたかったご夫婦とも色んな話で盛り上がりましたし、久しぶりのお客さんや常連さん、観光客の皆さま(なぜかオーストラリア人と金沢のひとが多かったです)、
友達もフラッと見に来てくれて楽しかったです。
弘法市では、今年一番の売上げでしたよ〜♪
数字的な事だけでなく、新作のCupの反応が良かったのと、
クジラやTeaPot、丸皿も売れたのが嬉しい!
こんな感じのを作っても買ってくれはるんやぁ〜と、人ごとの様に感じてました。笑
いつもいつも、手作りのお菓子を持ってきてくださる奈良のご夫婦が新作のお菓子を焼いてきてくださりました。

お人柄を感じる、明るくて優しい味でした。
お菓子にうるさい奥さんも「美味しい!」と、嬉しそうに食べてました。
ごちそうさまでした!
ちょっと話はそれますが、
少し絡めた話(毒)を・・
ギャラリーさんやデパートだけで活動してきた同業者さんが、
この不景気のあおりを受けて低調となってきたんでしょうね、よく僕に聞かはる事が、商売の「方法論」。
どうやって稼いでるん?
・・・
品位に欠けるし、的ハズレ。
そんなんだから、すぐに景気に振り回されるんだなぁ。
ネット(このブログ活動もね)でも、
市でも、
引き出物でも、
クラフトフェアでも、
工房での集客でも、
そらね、簡単に「方法」は教えれるけど、その中身とか構築してく上の理念、アイデア、努力、時間なんかまで聞く人って、
残念ながら、ほとんど居はりません。
僕は本当に好きなお客さんが多くてね、その人たちに恵まれてるなぁ〜って感じる時に思うんです、、
「この関係性を方法論で作れまっか?」
友達作ろう!と思って友達が出来るんじゃないのと同じで、
そこには、
まず「自分」があって、「場」があって、「運」もある。
その自分って部分がブレてるのに、ブレない結果を得る事が出来るのか!?って事です。
こんな毒づくブログだからこそ、お付き合いを続けてくださってる方が多いのも知ってます。
僕は恐れず、ブレずに進みたいです。
引き出物 京都
工房えんじゅ
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2010年11月21日
銀彩の花器
久しぶりに花器を作ってみました。
花が引き立つ様、とにかくシンプルに。

高さ:37cm
自分にしては珍しく、銀を使ってみました。
こんな感じです。

ベッタリになると、そこらのモダン路線の人とかぶってしまうので、下地の釉を所々抜いたりムラを出したりしました。
皿と花器・・
苦手意識があるけど、少しずつ克服していこう。
引き出物 京都
工房えんじゅ
studioenju at 02:21|Permalink│
2010年11月20日
GLOBALの包丁
我が家で愛用している、GLOBALの包丁とイチョウのまな板。

めっちゃ切れ味良いです。
オッ、有名なだけあるなぁ〜って感じ。
まな板はデザインが可愛いです。
使い始めは銀杏の匂いがしてましたが、使ってるうちに馴染んできました。
一人暮らしの頃って、まな板の素材なんて気にもしなかったけど、
やっぱ木は良いですね。
重さとか扱い(カビとか)の問題で避ける人もいるかと思いますが、僕は全部含めて好きです。
「またでしょ?」
という声も聞こえてきそうですが・・
これも結婚祝いにいただいた、
買わなかったけど、
もらうと超嬉しいアイテムです。笑
引き出物 京都
工房えんじゅ
studioenju at 21:44|Permalink│



































